まかべぎんぺいの「...と言えよう!」

まかべぎんぺいのブログです。日々の生活で気付いたこと、ちょっとしたお役立ち情報等を綴っていきます。

QC検定って?

 昨日の続きです。

 QC検定とは、どのような試験なのでしょうか?

 QC検定は、一般財団法人 日本規格協会が実施している民間試験です。

 では、そもそも日本規格協会って、どんなことをしている組織なのでしょうか?

 簡単に言うと、JIS規格(日本産業規格)を作っているところです。

 JIS規格って、聞いたことない方もおられるかも知れませんが、日本で生活していると、実は身近に使われています。皆さんが使っておられる工業製品、例えば長さを測る物差し等に表示されているJISマークは、その製品がJIS規格に適合していることを示しています。

 つまりJIS規格は、工業製品(工場で作っているもの)が、ある一定以上の品質を持っていることを示すために使われるものです。

 「品質」という言葉が出てきましたね。JIS規格を作って、工業製品の品質を一定以上に保つことに貢献している日本規格協会が、工業製品の品質管理をする人の知識、能力が一定以上あることを確認するために実施しているのが、QC検定、ということです。

 民間資格なので、国家資格に比べると弱いし、もちろん弁護士等の資格に与えられている独占業務もないため、持っているだけで「使える」資格ではありません。

 一方で、工業製品の品質管理に関するものであるため、製造業(自動車会社等の、いわゆるメーカーですね)の会社で仕事をする上では、知識や経験をアピールするためには有用な資格と言えそうです。

 また品質管理には、統計学の知識が必要になるため、QC検定に合格するためには統計学を勉強する必要があります。私は高校、大学と統計学はほとんど勉強せずに来たため、最近はやりのデータサイエンスを理解するためにも統計学を勉強したいと考えていたため、QC検定を受けてみよう、と考えました。

 次は、QC検定のレベル分けについて書きますね。

 品質管理検定(QC検定)とは | 日本規格協会 JSA Group Webdesk