長島スパーランド ジャンボ海水プール 超激流プールの楽しみ方
前回、長島スパーランド ジャンボ海水プールに平日朝から行ってきた話を書きました。
前回の記事で書けなかった、「超激流プール」について書きますね。「超激流プール」は、普通の流れるプールとは全く違う、スリルに富んだプールです。楽しいですよ!
ただ、本当に激流なので自分を守るために注意が必要です。そのことも書きます。
目次
1.「超激流プール」とは
2.「超激流プール」の楽しみ方と自己防衛
3.「超激流プール」での注意点
(注意:記事中の画像は、長島スパーランド公式ホームページのものです)
1.「超激流プール」とは
「超激流プール」は、今年、長島スパーランド ジャンボ海水プールに新しくできたアトラクション(プール)です。
昨年まで「流れるプール」だった1周320mの曲がりくねったコースに、20秒間隔で約40トンを流し込み、「激流」を作り出して大きな波を発生させることで、スリル溢れるプールにしています。
渓谷をイメージしたデザインになっていて、プールの両側には茶色い岩(?)が積まれています。そのためコーナーの向こうが見えにくいんですね。
コーナーの向こうから「キャー!!」、「わ~!」、「おぉー!!!」という歓声が聞こえ、その後に大きな波とともに流されてくる人たちがやってくるのが見える...
そして自分も波に乗せられて身体が持ち上げられ(下の写真の両側にある壁(岩)の一番上くらいまで身体が持ち上がることもあります!)...場合によっては反対側からも波がやってきて、波に挟み撃ち(?)にされてしまうことも。
楽しいですよ!
2.「超激流プール」の楽しみ方と自己防衛
「超激流プール」、普通に流れに任せて漂い、20秒間隔でやってくる大波に乗って流されていく、というのが基本的な楽しみ方ですが、実はちょっとした工夫で更にスリリングに楽しめます。ただ子供さんには危ないのでお勧めしません。また大人の方でも実際に試してみるか否かは自己責任でお願いします。ここには、私が考える自己防衛方法も書きます。
下図を見て下さい。これは「超激流プール」を上空から見た写真です(長島スパーランド公式サイトから)。コースには水が満たされ、青く見えてますね。右下にコースにつながっている茶色(灰色)の通路が見えますが、ここが放水路です。写真には写っていませんが、この通路の先に放水口があり、40トンの水が一気に放出されることで「超激流」を作っています。
20秒に一度、この放水路から大量の水が流されるわけですが、これによりコースに反時計回りの流れが作られます。この速い流れが収まった時、流れが戻り、放水路に水が戻ります。この瞬間に放水路近くにいると、放水路に吸い込まれます。
しばらくすると...放水口から水が一気に放出され、最も速い流れに乗ることができます。身体が横倒しになるような感覚で、一気に遠くまで運ばれます。
この放水路から射出される状態、流されながら、自分はコリントゲームのボールになってるんだなあ、と考えていました。コリントゲーム、子供の頃に作った人、多いと思います。こんなゲームですよね。右下にボールをセットして、棒で下から上にボールを押し出し、盤に設置された穴に入るとポイントが与えられるゲームです。パチンコの原型ですよね。
つまり「超激流プール」で放水路から射出されると、あなたはパチンコ玉の気分が味わえるわけです。
先ほど、子供さんにお勧めしない、大人の方でも自己責任で、と書いた理由を以下に箇条書きします。
①流されているうちに、この現象に多くの人が気づくので、大人数が放水路付近で待っていて、吸い込まれるときには「イモ洗い状態」になっている。
②「イモ洗い状態」になった集団が、速い水で流されていく際、自分の身体を制御することも難しい状態になり、お互いにぶつかったりする。
③場合によっては頭から水をかぶったり、自分が水に沈みこみ、上に人がのしかかる状態になったりする。
子供さんにとっては、特に③が危ないと思います。泳ぐのに慣れていないと、とっさのことに驚いて水中で口を大きく開けてしまい、水を飲みこんだりしてパニックになることが考えられます。
一方、大人の方にとっても危ないのは、③も勿論危ないですが、②については下手をすると、お腹や頭を蹴られたりする可能性があります。実際、私もお腹を誰かの足で蹴られました。そのため、放水路からの射出を体験したい方は、水が迫ってきた時に身体を丸めて(実際には浮き輪を持っているので下半身を丸めて)、自分のお腹を守る等の自己防衛が必要だと思います。
なお放水路の近くで、吸い込まれるのを待っている人には、係員の方が「立ち止まらないで下さい~!」と注意されていました。ただ放水路に吸い込まれること自体は禁止されていないようでした。あくまで混雑防止のためのようです。もし係員の方に何か注意されたら、従ってくださいね。
3.「超激流プール」での注意点
(1)荷物を預ける必要あり
「超激流プール」は波に翻弄されてしまうため、荷物などを持っていると無くしてしまう可能性がありますし、そもそも他の人に当たったりして危険の原因になってしまうことが考えられます。そういったことからか「超激流プール」の入り口では、通常の身長制限(120cm以上)に加え、持ち物を入り口近くに設置されたミニロッカーに預けることになっています。係員さんが厳重にチェックしていました。
(2)浮き輪から手を離さない、浮き輪から落ちない
今まで書いてきたように、「超激流プール」はスリリングですが、結構危ないです。長島スパーランドもそこはちゃんとわかっているので、あちこちに係員さんを配置して監視してくれています。
波に流され、水に沈みこんでしまうと危ないため、浮き輪のグリップを両手で握り離さないこと、浮き輪から落ちないことがルールになっています。
よって、誰かが浮き輪から落ちると、係員さんが放水を止めてしまいます。20秒間隔のはずが、1分経っても放水されない....もちろん全員が浮き輪に乗っていることが確認されれば再開されますが、放水の回数が減っちゃいます。
(3)浮き輪の数で入場制限
私が行った時は空いていたので入場制限はありませんでしたが、浮き輪が必須のプールですので、浮き輪の数が足りなくなった時には入場制限になるのだと思います。
そういう意味では、やはり平日午前中、平日が難しい場合でも、とにかく開園時刻から行きましょう。空いていますよ!
ということで、今日は長島スパーランド ジャンボ海水プールの「超激流プール」の楽しみ方、注意事項を書きました。
「超激流プール」ではパチンコ玉になった気分が味わえる、と言えよう!